黒部市議会 2009-12-18
平成21年第6回定例会(第4号12月18日)
○
議長(辻
泰久君)
起立多数であります。
よって、「
請願第6号」は、
議会閉会中の
継続審査とすることに決しました。
次に、「陳情第4号
地域間格差を拡大する
地方移譲に反対し、
一般国道8号の
直轄継続と
直轄防災事業促進を求める
陳情書」を
起立により採決いたします。
本件に対する
委員長の
報告は、採択であります。
「陳情第4号」を採択することに賛成の諸君の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(辻
泰久君)
起立全員であります。
よって、「陳情第4号」は、採択とすることに決しました。
次に、「陳情第5号
電源立地地域対策交付金制度の
交付期間延長等を求める
意見書の提出について」を採決いたします。
本件に対する
委員長の
報告は、採択であります。
「陳情第5号」を採択とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(辻
泰久君) ご異議なしと認めます。
よって、「陳情第5号」は、採択とすることに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○
議長(辻
泰久君) 日程第4、「
議員提出議案第6号」及び「
議員提出議案第7号」、以上2件を
一括議題といたします。
まず、「
議員提出議案第6号」について、提出者を代表して
提案理由の説明を求めます。
総務文教委員長、
寺田仁嗣君。
〔
総務文教委員長 寺田仁嗣君登壇〕
○
総務文教委員長(
寺田仁嗣君) それでは、
提案理由について説明申し上げます。
「
議員提出議案第6号」について、提出者を代表して
提案理由の説明をただいまより申し上げます。
「
議員提出議案第6号」は、「
電源立地地域対策交付金制度の
交付期間延長等を求める
意見書について」であります。
意見書の朗読をもって
提案理由の説明にかえさせていただきます。
電源立地地域対策交付金制度の
交付期間延長等を求める
意見書
電源立地地域対策交付金の水力発電施設周辺地域交付金相当部分(水力交付金)は、水力発電ダムに関わる発電用施設周辺地域住民の福祉の向上と電源立地の円滑化に資することを目的に創設されたものであり、関係市町村では、この水力交付金を活用し、防火水槽や防災無線等の
公共施設の整備、診療所や保育所の運営費等への充当による住民生活の利便性向上を図っているところである。
しかしながら、現在の制度では交付金対象市町村の多くが、まもなく最長交付期間の30年を迎えることになるが、その場合、水力発電施設の円滑な運転継続や新規の電源立地に支障を生ずることが危惧される。豊富な水資源に恵まれた我が国において、水力発電は、原子力発電や火力発電に比べ、環境への負荷が少なく、再生可能なエネルギーとして、これまで電力の安定供給に大きく寄与してきたが、その背景には水力発電施設の建設に協力してきた関係市町村の貢献があることを十分認識すべきである。
よって国におかれては、
平成22年度末をもって多くの関係市町村で交付期限を迎える水力交付金について、過去30年間にわたる交付実績や、今後とも安定的な水力発電を維持する必要があること等を考慮の上、
平成23年度以降は恒久的な制度とすること及び、原子力発電交付金との格差を踏まえた交付金の最高限度額及び最低保障額の引き上げなど交付条件の改善や事務手続の簡素化を図られることを要望する。
以上、地方自治法第99条に基づき
意見書を提出する。
以上、
提案理由の説明を申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご
決定を願う次第であります。
〔
総務文教委員長 寺田仁嗣君自席に着席〕
○
議長(辻
泰久君) 次に、「
議員提出議案第7号」について、提出者を代表して
提案理由の説明を求めます。
産業建設委員長、
橋本文一君。
〔
産業建設委員長 橋本文一君登壇〕
○
産業建設委員長(
橋本文一君) 「
議員提出議案第7号」について、提出者を代表して
提案理由の説明を申し上げます。
「
議員提出議案第7号」は、「
地域間格差を拡大する
地方移譲に反対し、
一般国道8号の
直轄継続と
直轄防災事業促進を求める
意見書について」であります。
意見書の朗読をもって
提案理由の説明にかえさせていただきます。
地域間格差を拡大する
地方移譲に反対し、
一般国道8号の
直轄継続と
直轄防災事業促進を求める
意見書
地方分権改革推進
委員会は、国の権限の
地方移譲について、社会資本整備を実施する地方整備局などを廃止・統合するなど今後は事業の遅延や維持管理水準の後退が懸念される。
加えて「地方分権」については、国の来年度予算編成と同様に国民生活の利便性や地方の継続的な発展の観点が十分に議論されていないことから、本来の目的である「国民・住民のための行政組織の確立」から「道州制の確立に向けた分権改革」へと姿を変えている。
また、国の事業に対し、地方自治体との「二重行政」であると批判しているが「行政の住み分け」であると考えている。国が「幹」となり最重要である本川や国道を担当し、件はそれに次ぎ、「枝」となる支川や地方道を担当し、市町村では「葉」となる支川や地方道を担当しており、決して「二重行政」とは言えない。
国が担当する
河川や道路などの社会資本は、全国の整備状況や地域特性を熟知し、地域間に大きな差が生じないような整備を行うべきであるとし、憲法に嘔われる「法の下の平等」、「住居・移転の自由」、「生存権と国の社会的使命」を果たすため、国に課せられた責務ある。
引き続き、幹となる社会資本の整備を国が行うことは、多くの国民、とりわけ地方に住む国民にとって、必ずや有益であると考える。
さらに、災害時に必要な幹線道路の緊急復旧、大規模な
河川施設の機能確保などは、連続的かつ広域的に対応することが最善であり、引き続き、国が行うべきである。また、緊急的な復旧が困難な地方自治体への支援は、被災地以外から求めなければならないことから、国が行うことで、より迅速に対応することが可能となる。
特に
一般国道8号を含めた道路の整備や維持管理は、
黒部市民の安全・安心を確保するためには、大変重要であり、災害時は大型の人的支援や機器の保有・保管、高い技術力を要する国土交通省の各地方整備局や事務所が実施することが、最も適切である。
また、
黒部川や下新川海岸の自然災害から地域を守ることも国土交通省が実施することが適切である。
こうしたことから、地方整備局や国道・
河川の各事務所で実施してきた事業や役割は、引き続き継続して実施していくことが国民・市民の安全で安心な生活を確保し、産業基盤を揺るぎないものとするためには重要である。そのため
黒部市に関連する国土交通省北陸整備局及び管轄する富山
河川国道事務所、
黒部河川事務所のほか、
黒部国道維持出張所、
黒部川出張所を存続することが不可欠である。
よって政府におかれては、下記の事項について措置されるよう強く要望する。
記
1 「二重行政の解消」というキャッチフレーズだけの改革を改め、国民の生命・財産を守るために必要な公共事業については、引き続き国がその責任において実施すること。
2 住民の安全・安心な生活を脅かし、
地域間格差の拡大につながる直轄事業の
地方移譲及び国土交通省地方出先機関の統廃合は行わないこと。
3
黒部市において産業基盤を支える「
一般国道8号」は、国が直轄管理を継続するとともに、国土交通省北陸整備局及び、各事業を管轄する富山
河川国道事務所のほか、富山
河川国道事務所に付随する
黒部国道維持出張所、魚津国道出張所を存続すること。
また、
黒部市の防災事業推進のため、
黒部河川事務所、
黒部川出張所、入善海岸出張所及び
宇奈月砂防出張所を存続すること。
以上、地方自治法第99条に基づき
意見書を提出する。
以上、
提案理由の説明を申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切な
決定を願う次第であります。
〔
産業建設委員長 橋本文一君自席に着席〕
○
議長(辻
泰久君) これより「
議員提出議案第6号」及び「
議員提出議案第7号」、以上2件を一括して
質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(辻
泰久君)
質疑なしと認めます。
ただいま議題となっております「
議員提出議案第6号」及び「
議員提出議案第7号」につきましては、
会議規則第37条第2項の規定により、
委員会の付託はいたしません。
これより討論を行います。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(辻
泰久君) 討論なしと認めます。
これより採決を行います。
まず、「
議員提出議案第6号
電源立地地域対策交付金制度の
交付期間延長等を求める
意見書について」を
起立により採決いたします。
本件については、
原案のとおり決することに賛成の諸君の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(辻
泰久君)
起立全員であります。
よって、「
議員提出議案第6号」は、
原案のとおり可決されました。
次に、「
議員提出議案第7号
地域間格差を拡大する
地方移譲に反対し、
一般国道8号の
直轄継続と
直轄防災事業促進を求める
意見書について」を
起立により採決いたします。
本件については、
原案のとおり決することに賛成の諸君の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(辻
泰久君)
起立全員であります。
よって、「
議員提出議案第7号」は、
原案のとおり可決されました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○
議長(辻
泰久君) 日程第5、「各
常任委員会の
議会閉会中の
継続審査について」を議題といたします。
各常任
委員長から、
会議規則第104条の規定により、お手元に配付をいたしました申し出一覧表のとおり、所管事務の
審査について
議会閉会中の
継続審査の申し出があります。
お諮りいたします。
各常任
委員長からの申し出のとおり、
継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(辻
泰久君) ご異議なしと認めます。
よって、各常任
委員長からの申し出のとおり、
議会閉会中の
継続審査に付することに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○
議長(辻
泰久君) 日程第6、「
北陸新幹線の
整備促進について」及び「
自然環境の保全と観光について」、以上2件を
一括議題といたします。
本2件を付託した各
特別委員会の
審査の結果について、
委員長から
報告を求めます。
まず、
北陸新幹線対策特別委員長の
報告を求めます。
北陸新幹線対策特別委員長、川上 浩君。
〔
北陸新幹線対策特別委員長 川上 浩君登壇〕
○
北陸新幹線対策特別委員長(川上 浩君)
委員長報告を行います。
本
特別委員会に付託され、
継続審査に付されております「
北陸新幹線の
整備促進について」ご
報告申し上げます。
まず、11月1日及び2日の2日間にわたり本
特別委員会を開催し、1日には山形県新庄市において、新庄駅及び最上広域交流センター(ゆめりあ)並びに山形新幹線新庄延伸の概要について視察し、2日目には宮城県白石市において、東北新幹線白石蔵王駅を行政視察したのであります。
次いで12月15日、本
特別委員会を開催し、まず、辻
泰久副
委員長の辞任に伴い副
委員長の互選を行った結果、山内富美雄君が副
委員長に互選されたのであります。続いて、当局から
平成21年9月
定例会以後の経過について
報告を受けたのであります。
その概要を申し上げますと、9月29日に若栗中村町内会、10月5日に若栗舌山町内会、10月15日には荻生自治振興会及び
北陸新幹線・新駅中新線建設荻生地区対策協議会に対して、新駅周辺整備基本設計の施設の配置、規模、施設整備のスケジュール、概算事業費などの概要について説明が行われたこと。10月9日、
北陸新幹線(長野−金沢間)工事実施計画(その二工事)が認可されたこと。なお、これに伴い、新
黒部駅(仮称)の整備予定スケジュールとして
平成21年度末から
平成23年度にかけて基本設計、実施設計が取りまとめられ、
平成23年度から
平成25年度にかけて駅舎の整備が行われる予定であること等の説明を受けたのであります。11月3日、地元若栗・荻生地区対象の
北陸新幹線新駅周辺建設現場見学会が開催されたこと。11月7日、新幹線ウオークが開催されたこと。12月6日、若栗交流センター竣工式が行われたこと等の
報告を受けたのであります。
その後、当局を交えて今後の事業促進の方向について意見交換をしたのであります。
北陸新幹線は地球環境に優しく、日本海国土軸の形成と国土の均衡ある発展に不可欠な国家プロジェクトであります。また、新川地域の飛躍的な発展と本市のまちづくりのかなめとして欠かすことのできない公共高速交通機関であり、早期開通は
黒部市民の悲願であります。
このため、本
特別委員会では、敦賀までの一括認可及び大阪までの整備方針を明確にし、早期に全線整備が図られるよう、市民や沿線自治体と連携して、国、県などに強く働きかけていくものであります。さらには、駅周辺整備が円滑に進捗するとともに、経営分離後の並行在来線への地鉄の相互乗り入れ等、本市における公共交通網の
方向性等を引き続き調査研究する必要があることから、今後とも付託事件の
審査が終了するまで、
継続審査すべきものと
決定した次第であります。以上であります。
〔
北陸新幹線対策特別委員長 川上 浩君自席に着席〕
○
議長(辻
泰久君) 次に、自然・
観光振興特別
委員長の
報告を求めます。
自然・
観光振興特別
委員長、内橋健治君。
〔自然・
観光振興特別
委員長 内橋健治君登壇〕
○自然・
観光振興特別
委員長(内橋健治君)
委員長報告に当たり、ご
報告申し上げます。
12月16日に開催した本
特別委員会において、
竹山繁夫委員長の辞任に伴い
委員長の互選を行った結果、不肖私が
委員長に互選されたのであります。どうかよろしくお願いします。
それでは、本
特別委員会に付託され、
継続審査に付されております
自然環境の保全と
観光振興について、
審査の結果をご
報告申し上げます。
12月16日、本
特別委員会を開催し、まず生地地内の下新川海岸災害復旧工事の現地視察を行った後、市当局から9月
定例会以後の本
特別委員会に係る経過について
報告を受けたのであります。
その概要を申し上げますと、まず
自然環境関係では、11月6日、立山
黒部自然環境保全・国際観光促進協議会による
黒部峡谷欅平ビジターセンター建設予定地及び欅平から祖母谷温泉までの観光資源等の現地視察を行ったこと。11月19日、トキ見学者へのマナー普及啓発等を行うトキメキボランティアモニター7名に委嘱書を交付したこと。11月26日、第3回
黒部市地域新エネルギー小水力発電システム導入に関する詳細ビジョン策定
委員会が開催されたこと。
次に、
観光振興関係では、9月26日から27日にかけて、産業振興を目的としたくろべフェア2009が3万3,000人の入場者により総合体育センターにおいて開催されたこと。10月6日、おおしまパークゴルフ場の利用者が10万人を突破し、記念セレモニーが行われたこと。11月14日、生地地内に北方領土関係資料や漁具等を展示する漁業資料館がオープンしたこと。
その後、当局と
自然環境の保全や
観光振興策などについて意見交換を行ったのであります。
以上、本
委員会といたしましては、今後とも下新川海岸保全事業や外国人旅行者の来訪を促進する国際観光の推進、さらに(仮称)水博物館構想の進捗に努めるとともに、国や県の動向を踏まえながら立山・
黒部地域の世界文化遺産登録への働きかけ、そして
黒部川の流れに沿った山・川・海の貴重な
自然環境の保全管理と、これら全国に誇り得る観光資源のPRのあり方並びに有効活用について、今後さらに調査をする必要があると認め、付託されました事件の
審査が終了するまで
継続審査とすべきものと
決定した次第であります。以上であります。
〔自然・
観光振興特別
委員長 内橋健治君自席に着席〕
○
議長(辻
泰久君) ただいまの各
委員長報告に対する
質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(辻
泰久君)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本2件に対する
委員長の
報告は、いずれも付託事件の
審査が終了するまでの
継続審査であります。
委員長の
報告のとおり
継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(辻
泰久君) ご異議なしと認めます。
よって、本2件は、付託事件の
審査が終了するまでの
継続審査に付することに決しました。
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
○
議長(辻
泰久君) 日程第7、「
議会運営に関する調査について」を議題といたします。
本件を付託した
議会運営委員会の調査の結果について、
委員長から
報告を求めます。
議会運営委員長、坂井 守君。
〔
議会運営委員長 坂井 守君登壇〕
○
議会運営委員長(坂井 守君)
議会運営委員会の
報告を申し上げます。
本
委員会に付託され、
継続審査に付されております
議会運営に関する調査について、その結果をご
報告申し上げます。
本
委員会は10月19日に開催し、10月臨時会の市長提出
議案1件の説明を受け、その取り扱いについて協議をしました。また、同日、臨時会閉会後に本
委員会を開催し、12月
定例会の会期及び会議日程について協議をいたしました。
11月9日、地方議会議員年金制度における給付と負担の見直し案について、並びに
黒部市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する
条例の一部
改正についてを協議いたしました。
11月16日、17日の2日間にわたって開催し、議会改革や議会の活性化に取り組んでいる福岡県直方市及び八女市を視察し、議会基本
条例制定に向けた取り組みや
議会運営の先進的な取り組みなどについて調査をしたのであります。
11月20日、11月臨時会の市長提出
議案1件の説明を受け、その取り扱いについてを協議いたしました。
11月27日、12月
定例会の市長提出
議案12件の説明を受け、その付託
委員会並びに
請願3件、陳情2件の取り扱いについて協議をいたしました。
12月4日、本会議休憩中に本
委員会を開催し、
議長及び副
議長の辞職並びに選挙方法について協議をいたしました。
12月11日、本
委員会の副
委員長に中谷松太郎委員を選出し、
監査委員の辞職に伴う
議会選出監査委員の取り扱いについて協議をいたしました。
本日、本会議前に開催し、市長追加提出
議案2件について、及び
意見書の提出に関する
議員提出議案2件の取り扱いについて協議をいたしました。
以上の
審査事項を含め、本
委員会では
議会運営の効率化等について、引き続き調査をする必要があると認め、
議会閉会中も継続して
審査すべきであるものと
決定した次第であります。以上です。
〔
議会運営委員長 坂井 守君自席に着席〕
○
議長(辻
泰久君) ただいまの
委員長報告に対する
質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(辻
泰久君)
質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件に対する
委員長の
報告は、
議会閉会中の
継続審査であります。
委員長の
報告のとおり
継続審査に付することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(辻
泰久君) ご異議なしと認めます。
よって、本件は、
議会閉会中の
継続審査に付することに決しました。
以上で、本日の日程はすべて終了し、本
定例会に付議されました
議案はすべて議了いたしました。
市長からごあいさつがございます。
市長、
堀内康男君。
〔市長
堀内康男君登壇〕
○市長(
堀内康男君) どちら様も
大変ご苦労さまでございました。
市議会12月
定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げたいと思います。
街路樹のイルミネーションが師走のまち並みを彩り、そしてまた外は真っ白な銀世界に変わりました。年の瀬を感じる時期になってまいりました。
議員各位には、12月4日から15日間にわたり開会されました今議会におきまして、本会議、
委員会、その他の会議において提案いたしておりました
議案や本市が抱える諸般の問題など、真摯にご議論を賜りました。心から敬意を表する次第であります。そして、補正予算を初め
条例その他の案件につきましては、慎重なご審議を賜り、滞りなく議了され、ご承認をいただきましたことに対しまして深く感謝を申し上げます。
また、今
定例会におきましては、
平成22年度の本市予算編成に当たって、事業仕分けの影響を初め新政権による政策運営に関連し、多くのご質問などをいただいたところであります。とりわけ、依然として厳しい経済雇用情勢の中、景気回復に向けての対応策や本市の基幹産業であります農業の問題などについて議論をさせていただきました。さらには、新庁舎建設事業や新幹線関連事業などの今後の取り組みとともに、財政の健全化の視点から、現下に即した財政見通しと政策展望に関しましてもご指摘がございました。新政権下における政策方針や国の予算内容につきましては、いまだ不透明なものが多い状況でありますが、いち早い情報収集に努めるとともに、
議員各位から賜りましたご意見やご要望の意を体し、地方の実情を訴えていく強い姿勢で対処してまいる所存であります。そして、今後とも総合振興計画の着実な推進に向け、全力を傾注してまいりますので、引き続き
議員各位を初め市民の皆様方のご理解とご協力をお願い申し上げるものであります。
さて、本年を顧みますと、景気の低迷から脱却できぬまま、歴史的な政権交代を初め物価下落によるデフレ傾向や円高の加速など、まさに激動と混迷の年でありました。そのような中で、本市におきましては、各種施策や事業をおおむね順調に進展することができるとともに、トキの飛来や映画「
黒部の太陽」がクローズアップされるなど幾つもの明るい話題があった一方で、新型インフルエンザへの対応など不測の事態に対していかに迅速かつ的確に対処していくか、危機管理の重要性を改めて痛感した年でもありました。引き続き高波被害の教訓や、本年9月に実施いたしました県総合防災訓練の成果を生かし、自然災害に対する備えを怠りなく進めていくとともに、あらゆる分野において、日ごろから危機管理意識を強く持ち、行政運営に当たってまいりたいと考えております。
残すところ10日余りで新しい年を迎えようとしております。新年が景気の確実な回復を初め、社会経済全体が安定し、明るく希望に満ちた年となりますよう切に願うものであります。
結びに、
議員各位におかれましては、年末で何かとお忙しい時期ではありますが、どうぞ健康には十分ご留意の上、輝かしい新年をお迎えくださるようお祈り申し上げ、
議会閉会に当たってのごあいさつとさせていただきます。まことにありがとうございました。
〔市長
堀内康男君自席に着席〕
○
議長(辻
泰久君) これをもって
平成21年第6回
黒部市議会12月
定例会を閉会いたします。
閉 会 午前11時06分
――
――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――
上記会議の次第等を記録し、その正確なることを証するために、次に署名する。
黒部市議会議長 辻 泰 久
黒部市議会副
議長 吉 松 定 子
黒部市議会前
議長 中 谷 松太郎
黒部市議会前副
議長 山 本 達 雄
署名議員 小 柳 勇 人
署名議員 谷 口 弘 義...