黒部市議会 > 2009-12-18 >
平成21年第6回定例会(第4号12月18日)

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  1. 黒部市議会 2009-12-18
    平成21年第6回定例会(第4号12月18日)


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    平成21年第6回定例会(第4号12月18日)   平成21年第6回黒部市議会12月定例会会議録 平成21年12月18日(金曜日)              議 事 日 程(第4号)                           平成21年12月18日(金)                           午前10時開議  第1  議案第63号 平成21年度黒部一般会計補正予算(第3号)      議案第64号 平成21年度黒部公共下水道事業特別会計補正予算(第1             号)      議案第65号 平成21年度黒部水道事業会計補正予算(第1号)      議案第66号 黒部単独住宅条例の制定について      議案第67号 黒部下水道事業設置等に関する条例の制定について      議案第68号 黒部市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について      議案第69号 黒部農業集落排水処理施設条例の一部改正について      議案第70号 黒部市営住宅条例の一部改正について      議案第71号 黒部下水道条例の一部改正について      議案第72号 黒部市立公民館条例の一部改正について
         議案第73号 黒部市ふれあい交流館に係る指定管理者の指定について      議案第74号 市道の路線の認定及び変更について            (12件 委員長報告質疑、討論、表決)  第2  議案第75号 監査委員の選任について      議案第76号 人権擁護委員候補者の推薦について        (2件 提案理由説明質疑委員会付託省略、討論、表決)  第3  請願第 1号 北陸新幹線(仮称)新黒部駅の駅名を「黒部宇奈月温泉駅」に             することを求める請願書      請願第 2号 北陸新幹線(仮称)新黒部駅の駅名を「黒部宇奈月温泉駅」に             することを求める請願書      請願第 3号 JR黒部駅の橋上化等に関する請願書      請願第 4号 公共施設扶助施設デジタル化事業参加についての請願      請願第 5号 生地周辺地区児童センターの設立を求める請願書      請願第 6号 所得税法第56条廃止の意見書を国に提出することを求める請             願書      陳情第 4号 地域間格差を拡大する「地方移譲」に反対し、一般国道8号の             直轄継続直轄防災事業促進を求める陳情書      陳情第 5号 電源立地地域対策交付金制度交付期間延長等を求める意見書             の提出について             (8件 委員長報告質疑、討論、表決)  第4  議員提出議案第6号 電源立地地域対策交付金制度交付期間延長等を求める                意見書について      議員提出議案第7号 地域間格差を拡大する「地方移譲」に反対し、一般国道                8号の直轄継続直轄防災事業促進を求める意見書につ                いて            (2件 提案理由説明質疑、討論、表決)  第5  各常任委員会議会閉会中の継続審査について  第6  北陸新幹線整備促進について      自然環境の保全と観光振興について              (2件 委員長報告質疑、表決)  第7  議会運営に関する調査について                (委員長報告質疑、表決) ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の会議に付した事件   議事日程に同じ ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の出席議員     22人      1番 小 柳 勇 人 君       2番 谷 口 弘 義 君      3番 辻   靖 雄 君       4番 竹 山 繁 夫 君      5番 内 橋 健 治 君       6番 寺 田 仁 嗣 君      7番 吉 松 定 子 君       8番 伊 東 景 治 君      9番 橋 本 文 一 君      10番 辻   泰 久 君     11番 山 内 富美雄 君      12番 松 原   勇 君     13番 山 本 達 雄 君      14番 吉 田 重 治 君     15番 中 谷 松太郎 君      16番 松 本 正 則 君     17番 川 上   浩 君      18番 新 村 文 幸 君     19番 岩 井 憲 一 君      20番 森 岡 英 一 君     21番 稲 田   弘 君      22番 坂 井   守 君 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 本日の欠席議員    な し ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 説明のため出席した者  市長部局   市長            堀 内 康 男 君   副市長           中 谷 延 之 君   総務企画部長        名 越   誓 君   市民生活部長        岩 井 哲 雄 君   産業経済部長        石 川 幹 夫 君   都市建設部長        岩 井 宏 道 君   上下水道部長        小 崎 敏 弘 君   地域センター長       此 川 健 道 君   会計管理者         平 野 正 義 君   都市建設部理事       舟 田 浩 志 君   総務企画部次長総務課長   能 澤 雄 二 君   総務企画部次長企画政策課長 大 川 信 一 君   総務企画部次長財政課長   中 田 博 己 君   市民生活部次長福祉課長   米 生 利 弥 君   産業経済部次長農業水産課長 米 陀 峰 信 君   上下水道部次長営業課長   浅 野 芳 幸 君   総務課主幹         有 磯 弘 之 君  病  院   市民病院事務局長      岡 崎 文 夫 君   市民病院事務局次長     沢 井 利 夫 君  消防本部   消防長           佐々木   隆 君   黒部消防署長        岡 島   茂 君  教育委員会   教育委員長         庭 田 龍 祥 君   教育長           中 山 慶 一 君   教育部長          幅 口 文史朗 君  代表監査委員         福 島   樹 君 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 職務のため議場に出席した事務局職員   事務局長          荻 野 佳 秀 君   議事調査課長        能 登 澄 雄 君   議事調査係長        橋 本 正 則 君   主任            山 口 真 二 君 ――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――                   開     議   午前10時00分 ○議長(辻 泰久君) どなた様も続いてご苦労さまです。  定足数に達しましたので、これより本日の会議を開きます。  まず、本定例会会期中の生活環境委員会において、吉松定子委員長の辞任に伴う委員長の互選が行われ、委員長松本正則君が選任されましたことをご報告申し上げます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。 ――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――議長(辻 泰久君) 日程第1、「議案第63号から議案第74号まで」、以上12件を一括議題といたします。  本件を付託した各委員会審査の結果について、委員長から報告を求めます。  まず、総務文教委員長報告を求めます。  総務文教委員長寺田仁嗣君。              〔総務文教委員長 寺田仁嗣君登壇
    総務文教委員長寺田仁嗣君) おはようございます。  それでは、総務文教委員長報告を行います。  本委員会に付託されております「議案第63号」、「議案第68号」、「議案第72号」及び「議案第73号」、以上4件について、審査の結果をご報告申し上げます。  「議案第63号 平成21年度黒部一般会計補正予算(第3号)」については、原案を可とすることに決定。  「議案第68号 黒部市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第72号 黒部市立公民館条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第73号 黒部市ふれあい交流館に係る指定管理者の指定について」は、原案を可とすることに決定。  以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。            〔総務文教委員長 寺田仁嗣君自席に着席〕 ○議長(辻 泰久君) 次に、生活環境委員長報告を求めます。  生活環境委員長松本正則君。              〔生活環境委員長 松本正則君登壇〕 ○生活環境委員長松本正則君) 生活環境委員会委員長報告を行います。  本委員会に付託されております「議案第63号中の所管部分」、「議案第64号」、「議案第65号」、「議案第67号」、「議案第69号」及び「議案第71号」、以上6件について、審査の結果をご報告申し上げます。  「議案第63号 平成21年度黒部一般会計補正予算(第3号)中歳出第3款民生費及び第4款衛生費」は、原案を可とすることに決定。  「議案第64号 平成21年度黒部公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)」は、原案を可とすることに決定。  「議案第65号 平成21年度黒部水道事業会計補正予算(第1号)」は、原案を可とすることに決定。  「議案第67号 黒部下水道事業設置等に関する条例の制定について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第69号 黒部農業集落排水処理施設条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第71号 黒部下水道条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。  以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。            〔生活環境委員長 松本正則君自席に着席〕 ○議長(辻 泰久君) 次に、産業建設委員長報告を求めます。  産業建設委員長橋本文一君。              〔産業建設委員長 橋本文一君登壇〕 ○産業建設委員長橋本文一君) 本委員会に付託されております「議案第63号中の所管部分」、「議案第66号」、「議案第70号」及び「議案第74号」、以上4件について、審査の結果をご報告申し上げます。  「議案第63号 平成21年度黒部一般会計補正予算(第3号)中、歳出第6款農林水産業費、歳出第7款商工費及び歳出第8款土木費」は、原案を可とすることに決定。  「議案第66号 黒部単独住宅条例の制定について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第70号 黒部市営住宅条例の一部改正について」は、原案を可とすることに決定。  「議案第74号 市道の路線の認定及び変更について」は、原案を可とすることに決定。  以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切な決定を願う次第であります。            〔産業建設委員長 橋本文一君自席に着席〕 ○議長(辻 泰久君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) 質疑なしと認めます。  これより討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) 討論なしと認めます。  これより採決を行います。  議題のうち、まず「議案第66号 黒部単独住宅条例の制定について」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は、原案を可とするものであります。  委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(辻 泰久君) 起立多数であります。  よって、「議案第66号」は、原案のとおり可決されました。  次に、「議案第67号 黒部下水道事業設置等に関する条例の制定について」、「議案第68号 黒部市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について」及び「議案第69号 黒部農業集落排水処理施設条例の一部改正について」、以上3件を一括して採決いたします。  本3件に対する委員長報告は、原案を可とするものであります。  委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。  よって、「議案第67号から議案第69号まで」、以上3件は、原案のとおり可決されました。  次に、「議案第70号 黒部市営住宅条例の一部改正について」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は、原案を可とするものであります。  委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(辻 泰久君) 起立全員であります。  よって、「議案第70号」は、原案のとおり可決されました。  次に、「議案第71号 黒部下水道条例の一部改正について」及び「議案第72号 黒部市立公民館条例の一部改正について」、以上2件を一括して採決いたします。  本2件に対する委員長報告は、原案を可とするものであります。  委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。  よって、「議案第71号」及び「議案第72号」、以上2件は、原案のとおり可決されました。  次に、「議案第63号 平成21年度黒部一般会計補正予算(第3号)」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は、原案を可とするものであります。  委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(辻 泰久君) 起立多数であります。  よって、「議案第63号」は、原案のとおり可決されました。  次に、「議案第64号 平成21年度黒部公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)」及び「議案第65号 平成21年度黒部水道事業会計補正予算(第1号)」、以上2件を一括して採決いたします。  本2件に対する委員長報告は、原案を可とするものであります。  委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。  よって、「議案第64号」及び「議案第65号」、以上2件は、原案のとおり可決されました。  次に、「議案第73号 黒部市ふれあい交流館に係る指定管理者の指定について」及び「議案第74号 市道の路線の認定及び変更について」、以上2件を一括して採決いたします。  本2件に対する委員長報告は、原案を可とするものであります。  委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。  よって、「議案第73号」及び「議案第74号」、以上2件は、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――議長(辻 泰久君) 日程第2、「議案第75号」及び「議案第76号」、以上2件を一括議題といたします。  市長より提案理由の説明を求めます。  市長、堀内康男君。                〔市長 堀内康男君登壇〕 ○市長(堀内康男君) どちら様も大変ご苦労さまでございます。それでは、追加議案提案理由を説明させていただきます。  議員各位には連日、市政上の重要諸案件につきましてご審議賜っておりますことに対し、深甚なる敬意を表するものであります。  それでは、ただいま追加提案いたしました議案につきましてご説明を申し上げます。  「議案第75号」は、「監査委員の選任について」であります。  平成21年12月4日、辞職願の提出があり、承認をさせていただきました。  内橋監査委員の後任といたしまして、黒部宇奈月町内山1663番地、竹山繁夫さんを議会選出監査委員に選任いたしたく、議会のご同意をお願いするものであります。  内橋委員には平成20年12月から監査委員としてご尽力を賜りました。ここに、心より感謝を申し上げるものであります。  続きまして、「議案第76号」は、「人権擁護委員候補者の推薦について」であります。  平成22年3月31日をもって任期満了となられます黒部市神谷883番地、廣瀬昭元さん及び黒部市三日市1263番地、岩井宏光さんを引き続き人権擁護委員候補者として推薦いたしたく、議会のご意見を賜ろうとするものであります。  以上、提出いたしました議案につきましてご説明申し上げましたが、何とぞ慎重ご審議の上、適切なるご決定を賜りますようお願い申し上げて、提案理由といたします。よろしくお願いします。               〔市長 堀内康男君自席に着席〕 ○議長(辻 泰久君) これより、「議案第75号」及び「議案第76号」、以上2件を一括して質疑を行います。
     質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております「議案第75号」及び「議案第76号」につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。  よって、「議案第75号」及び「議案第76号」は、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) 討論なしと認めます。  これより採決を行います。  まず、「議案第75号 監査委員の選任について」を起立により採決いたします。  本件については、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(辻 泰久君) 起立全員であります。  よって、「議案第75号」は、これに同意することに決しました。  次に、「議案第76号 人権擁護委員候補者の推薦について」を採決いたします。  本件は、これを適任と認めることにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。  よって、「議案第76号」は、適任と認めることに決しました。 ――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――議長(辻 泰久君) 日程第3、「請願第1号から請願第6号まで」、「陳情第4号」及び「陳情第5号」、以上8件を一括議題といたします。  本8件を付託した各委員会審査の結果について、委員長から報告を求めます。  まず、北陸新幹線対策特別委員長報告を求めます。  北陸新幹線対策特別委員長、川上 浩君。           〔北陸新幹線対策特別委員長 川上 浩君登壇〕 ○北陸新幹線対策特別委員長(川上 浩君) おはようございます。  それでは、本特別委員会に付託され、9月定例会より継続審査に付されております「請願第1号」及び「請願第2号」について、審査の結果をご報告申し上げます。  「請願第1号 北陸新幹線(仮称)新黒部駅の駅名を「黒部宇奈月温泉駅」にすることを求める請願書」及び「請願第2号 北陸新幹線(仮称)新黒部駅の駅名を「黒部宇奈月温泉駅」にすることを求める請願書」については、請願者の新駅の駅名に対する熱い思いには理解は示せる。また、市議会としても、できるだけ早く新黒部駅(仮称)の駅名についての方向性を明示していく必要がある。一方、これには市観光協会自治振興会等各種団体を初め、より多くの市民の意見を参考に慎重に判断し、市民の心が一丸となる運動を展開していくことが大変重要である。  よって、「請願第1号」及び「請願第2号」については、引き続き調査検討することが必要であることから、議会閉会中の継続審査とすることに決定。  以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。以上であります。          〔北陸新幹線対策特別委員長 川上 浩君自席に着席〕 ○議長(辻 泰久君) 次に、総務文教委員長報告を求めます。  総務文教委員長寺田仁嗣君。              〔総務文教委員長 寺田仁嗣君登壇〕 ○総務文教委員長寺田仁嗣君) それでは、委員長報告いたします。  本委員会に付託されております「請願第4号」、「請願第6号」及び「陳情第5号」、以上3件について、審査の結果をご報告申し上げます。  まず「請願第4号 公共施設扶助施設デジタル化事業参加についての請願」は、請願の趣旨を認め、採択することに決定。  次に、「請願第6号 所得税法第56条廃止の意見書を国に提出することを求める請願書」については、請願の趣旨には一定の理解ができるものの、所得税法第56条の問題点について、さまざまな観点から議論されているところであります。  本委員会では、審査に当たり紹介議員の説明を求め、慎重に審査した結果、条文の趣旨や問題点白色申告青色申告の内容や相違点、同条を廃止する場合の効果や問題点などについてさらに調査研究する必要があるということから、議会閉会中の継続審査とすることに決定。  「陳情第5号 電源立地地域対策交付金制度交付期間延長等を求める意見書の提出について」は、陳情の趣旨を認め、採択することに決定。  以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。            〔総務文教委員長 寺田仁嗣君自席に着席〕 ○議長(辻 泰久君) 次に、生活環境委員長報告を求めます。  生活環境委員長松本正則君。              〔生活環境委員長 松本正則君登壇〕 ○生活環境委員長松本正則君) 委員長報告を行います。  「請願第5号 生地周辺地区児童センターの設立を求める請願書」については、請願の趣旨には理解ができる。また1,727名という署名の重みも理解できるが、本請願の内容について、生地地区自治振興会と協議がなされていないのではないかと懸念されることや、新規に施設を建設するのではなく、旧生地幼稚園や小学校の空き教室など既存施設を利用した児童の居場所づくりを検討する必要があることから、議会閉会中の継続審査とすることに決定。  以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切な決定を願う次第であります。            〔生活環境委員長 松本正則君自席に着席〕 ○議長(辻 泰久君) 次に、産業建設委員長報告を求めます。  産業建設委員長橋本文一君。              〔産業建設委員長 橋本文一君登壇〕 ○産業建設委員長橋本文一君) 本委員会に付託され、9月定例会より継続審査に付されております「請願第3号」及び本定例会において付託されております「陳情第4号」について、審査の結果をご報告申し上げます。  まず、「請願第3号 JR黒部駅の橋上化等に関する請願書」については、石田地区住民4,306名の署名からも、請願者を初め石田地区住民のJR黒部駅の橋上化と駅周辺の整備に対する熱い思いには一定の理解を示せる。また、市議会としても北陸新幹線の開業に伴い経営分離される並行在来線は、市民の通勤、通学、暮らしに必要な足として極めて重要な路線と認識しており、黒部駅の駅舎及びその周辺整備等を含む今後の方向性を当局とともに真摯に検討していく必要がある。これには、より多くの市民の意見を初め、橋上化・駅周辺整備等における建設費や負担軽減のための補助金の有無、さらに、市総合振興計画における位置づけ等をもとに慎重に調査研究していく必要がある。  よって、「請願第3号」については、議会閉会中の継続審査とすることに決定。  次に、「陳情第4号 地域間格差を拡大する地方移譲に反対し、一般国道8号の直轄継続直轄防災事業促進を求める陳情書」については、陳情の趣旨を認め、採択することに決定。  以上、審査の結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切な決定を願う次第であります。            〔産業建設委員長 橋本文一君自席に着席〕 ○議長(辻 泰久君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) 質疑なしと認めます。  これより討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) 討論なしと認めます。  これより採決を行います。  まず、「請願第1号 北陸新幹線(仮称)新黒部駅の駅名を「黒部宇奈月温泉駅」にすることを求める請願書」及び「請願第2号 北陸新幹線(仮称)新黒部駅の駅名を「黒部宇奈月温泉駅」にすることを求める請願書」、以上2件を起立により採決いたします。  本2件に対する委員長報告は、議会閉会中の継続審査であります。  委員長報告のとおり議会閉会中の継続審査とすることに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(辻 泰久君) 起立全員であります。  よって、「請願第1号」及び「請願第2号」は、議会閉会中の継続審査とすることに決しました。  次に、「請願第3号 JR黒部駅の橋上化等に関する請願書」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は、議会閉会中の継続審査であります。  委員長報告のとおり議会閉会中の継続審査とすることに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(辻 泰久君) 起立全員であります。  よって、「請願第3号」は、議会閉会中の継続審査とすることに決しました。  次に、「請願第4号 公共施設扶助施設デジタル化事業参加についての請願」を採決いたします。  本件に対する委員長報告は、採択であります。  「請願第4号」を採択することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。  よって、「請願第4号」は、採択とすることに決しました。  次に、「請願第5号 生地周辺地区児童センターの設立を求める請願書」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は、議会閉会中の継続審査であります。  委員長報告のとおり議会閉会中の継続審査とすることに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(辻 泰久君) 起立全員であります。  よって、「請願第5号」は、議会閉会中の継続審査とすることに決しました。  次に、「請願第6号 所得税法第56条廃止の意見書を国に提出することを求める請願書」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は、議会閉会中の継続審査であります。  委員長報告のとおり議会閉会中の継続審査とすることに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立
    議長(辻 泰久君) 起立多数であります。  よって、「請願第6号」は、議会閉会中の継続審査とすることに決しました。  次に、「陳情第4号 地域間格差を拡大する地方移譲に反対し、一般国道8号の直轄継続直轄防災事業促進を求める陳情書」を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は、採択であります。  「陳情第4号」を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(辻 泰久君) 起立全員であります。  よって、「陳情第4号」は、採択とすることに決しました。  次に、「陳情第5号 電源立地地域対策交付金制度交付期間延長等を求める意見書の提出について」を採決いたします。  本件に対する委員長報告は、採択であります。  「陳情第5号」を採択とすることにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。  よって、「陳情第5号」は、採択とすることに決しました。 ――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――議長(辻 泰久君) 日程第4、「議員提出議案第6号」及び「議員提出議案第7号」、以上2件を一括議題といたします。  まず、「議員提出議案第6号」について、提出者を代表して提案理由の説明を求めます。  総務文教委員長寺田仁嗣君。              〔総務文教委員長 寺田仁嗣君登壇〕 ○総務文教委員長寺田仁嗣君) それでは、提案理由について説明申し上げます。  「議員提出議案第6号」について、提出者を代表して提案理由の説明をただいまより申し上げます。  「議員提出議案第6号」は、「電源立地地域対策交付金制度交付期間延長等を求める意見書について」であります。  意見書の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。        電源立地地域対策交付金制度交付期間延長等を求める意見書  電源立地地域対策交付金の水力発電施設周辺地域交付金相当部分(水力交付金)は、水力発電ダムに関わる発電用施設周辺地域住民の福祉の向上と電源立地の円滑化に資することを目的に創設されたものであり、関係市町村では、この水力交付金を活用し、防火水槽や防災無線等の公共施設の整備、診療所や保育所の運営費等への充当による住民生活の利便性向上を図っているところである。  しかしながら、現在の制度では交付金対象市町村の多くが、まもなく最長交付期間の30年を迎えることになるが、その場合、水力発電施設の円滑な運転継続や新規の電源立地に支障を生ずることが危惧される。豊富な水資源に恵まれた我が国において、水力発電は、原子力発電や火力発電に比べ、環境への負荷が少なく、再生可能なエネルギーとして、これまで電力の安定供給に大きく寄与してきたが、その背景には水力発電施設の建設に協力してきた関係市町村の貢献があることを十分認識すべきである。  よって国におかれては、平成22年度末をもって多くの関係市町村で交付期限を迎える水力交付金について、過去30年間にわたる交付実績や、今後とも安定的な水力発電を維持する必要があること等を考慮の上、平成23年度以降は恒久的な制度とすること及び、原子力発電交付金との格差を踏まえた交付金の最高限度額及び最低保障額の引き上げなど交付条件の改善や事務手続の簡素化を図られることを要望する。  以上、地方自治法第99条に基づき意見書を提出する。  以上、提案理由の説明を申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切なご決定を願う次第であります。            〔総務文教委員長 寺田仁嗣君自席に着席〕 ○議長(辻 泰久君) 次に、「議員提出議案第7号」について、提出者を代表して提案理由の説明を求めます。  産業建設委員長橋本文一君。              〔産業建設委員長 橋本文一君登壇〕 ○産業建設委員長橋本文一君) 「議員提出議案第7号」について、提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。  「議員提出議案第7号」は、「地域間格差を拡大する地方移譲に反対し、一般国道8号の直轄継続直轄防災事業促進を求める意見書について」であります。  意見書の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。     地域間格差を拡大する地方移譲に反対し、一般国道8号の直轄継続と     直轄防災事業促進を求める意見書  地方分権改革推進委員会は、国の権限の地方移譲について、社会資本整備を実施する地方整備局などを廃止・統合するなど今後は事業の遅延や維持管理水準の後退が懸念される。  加えて「地方分権」については、国の来年度予算編成と同様に国民生活の利便性や地方の継続的な発展の観点が十分に議論されていないことから、本来の目的である「国民・住民のための行政組織の確立」から「道州制の確立に向けた分権改革」へと姿を変えている。  また、国の事業に対し、地方自治体との「二重行政」であると批判しているが「行政の住み分け」であると考えている。国が「幹」となり最重要である本川や国道を担当し、件はそれに次ぎ、「枝」となる支川や地方道を担当し、市町村では「葉」となる支川や地方道を担当しており、決して「二重行政」とは言えない。  国が担当する河川や道路などの社会資本は、全国の整備状況や地域特性を熟知し、地域間に大きな差が生じないような整備を行うべきであるとし、憲法に嘔われる「法の下の平等」、「住居・移転の自由」、「生存権と国の社会的使命」を果たすため、国に課せられた責務ある。  引き続き、幹となる社会資本の整備を国が行うことは、多くの国民、とりわけ地方に住む国民にとって、必ずや有益であると考える。  さらに、災害時に必要な幹線道路の緊急復旧、大規模な河川施設の機能確保などは、連続的かつ広域的に対応することが最善であり、引き続き、国が行うべきである。また、緊急的な復旧が困難な地方自治体への支援は、被災地以外から求めなければならないことから、国が行うことで、より迅速に対応することが可能となる。  特に一般国道8号を含めた道路の整備や維持管理は、黒部市民の安全・安心を確保するためには、大変重要であり、災害時は大型の人的支援や機器の保有・保管、高い技術力を要する国土交通省の各地方整備局や事務所が実施することが、最も適切である。  また、黒部川や下新川海岸の自然災害から地域を守ることも国土交通省が実施することが適切である。  こうしたことから、地方整備局や国道・河川の各事務所で実施してきた事業や役割は、引き続き継続して実施していくことが国民・市民の安全で安心な生活を確保し、産業基盤を揺るぎないものとするためには重要である。そのため黒部市に関連する国土交通省北陸整備局及び管轄する富山河川国道事務所、黒部河川事務所のほか、黒部国道維持出張所、黒部川出張所を存続することが不可欠である。  よって政府におかれては、下記の事項について措置されるよう強く要望する。                      記  1 「二重行政の解消」というキャッチフレーズだけの改革を改め、国民の生命・財産を守るために必要な公共事業については、引き続き国がその責任において実施すること。  2 住民の安全・安心な生活を脅かし、地域間格差の拡大につながる直轄事業の地方移譲及び国土交通省地方出先機関の統廃合は行わないこと。  3 黒部市において産業基盤を支える「一般国道8号」は、国が直轄管理を継続するとともに、国土交通省北陸整備局及び、各事業を管轄する富山河川国道事務所のほか、富山河川国道事務所に付随する黒部国道維持出張所、魚津国道出張所を存続すること。    また、黒部市の防災事業推進のため、黒部河川事務所、黒部川出張所、入善海岸出張所及び宇奈月砂防出張所を存続すること。    以上、地方自治法第99条に基づき意見書を提出する。  以上、提案理由の説明を申し上げましたが、よろしくご審議くださいまして、適切な決定を願う次第であります。            〔産業建設委員長 橋本文一君自席に着席〕 ○議長(辻 泰久君) これより「議員提出議案第6号」及び「議員提出議案第7号」、以上2件を一括して質疑を行います。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) 質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております「議員提出議案第6号」及び「議員提出議案第7号」につきましては、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託はいたしません。  これより討論を行います。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) 討論なしと認めます。  これより採決を行います。  まず、「議員提出議案第6号 電源立地地域対策交付金制度交付期間延長等を求める意見書について」を起立により採決いたします。  本件については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(辻 泰久君) 起立全員であります。  よって、「議員提出議案第6号」は、原案のとおり可決されました。  次に、「議員提出議案第7号 地域間格差を拡大する地方移譲に反対し、一般国道8号の直轄継続直轄防災事業促進を求める意見書について」を起立により採決いたします。  本件については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(辻 泰久君) 起立全員であります。  よって、「議員提出議案第7号」は、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――議長(辻 泰久君) 日程第5、「各常任委員会議会閉会中の継続審査について」を議題といたします。  各常任委員長から、会議規則第104条の規定により、お手元に配付をいたしました申し出一覧表のとおり、所管事務の審査について議会閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。  各常任委員長からの申し出のとおり、継続審査に付することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。  よって、各常任委員長からの申し出のとおり、議会閉会中の継続審査に付することに決しました。 ――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――議長(辻 泰久君) 日程第6、「北陸新幹線整備促進について」及び「自然環境の保全と観光について」、以上2件を一括議題といたします。  本2件を付託した各特別委員会審査の結果について、委員長から報告を求めます。  まず、北陸新幹線対策特別委員長報告を求めます。  北陸新幹線対策特別委員長、川上 浩君。           〔北陸新幹線対策特別委員長 川上 浩君登壇〕 ○北陸新幹線対策特別委員長(川上 浩君) 委員長報告を行います。  本特別委員会に付託され、継続審査に付されております「北陸新幹線整備促進について」ご報告申し上げます。  まず、11月1日及び2日の2日間にわたり本特別委員会を開催し、1日には山形県新庄市において、新庄駅及び最上広域交流センター(ゆめりあ)並びに山形新幹線新庄延伸の概要について視察し、2日目には宮城県白石市において、東北新幹線白石蔵王駅を行政視察したのであります。  次いで12月15日、本特別委員会を開催し、まず、辻 泰久委員長の辞任に伴い副委員長の互選を行った結果、山内富美雄君が副委員長に互選されたのであります。続いて、当局から平成21年9月定例会以後の経過について報告を受けたのであります。  その概要を申し上げますと、9月29日に若栗中村町内会、10月5日に若栗舌山町内会、10月15日には荻生自治振興会及び北陸新幹線・新駅中新線建設荻生地区対策協議会に対して、新駅周辺整備基本設計の施設の配置、規模、施設整備のスケジュール、概算事業費などの概要について説明が行われたこと。10月9日、北陸新幹線(長野−金沢間)工事実施計画(その二工事)が認可されたこと。なお、これに伴い、新黒部駅(仮称)の整備予定スケジュールとして平成21年度末から平成23年度にかけて基本設計、実施設計が取りまとめられ、平成23年度から平成25年度にかけて駅舎の整備が行われる予定であること等の説明を受けたのであります。11月3日、地元若栗・荻生地区対象の北陸新幹線新駅周辺建設現場見学会が開催されたこと。11月7日、新幹線ウオークが開催されたこと。12月6日、若栗交流センター竣工式が行われたこと等の報告を受けたのであります。  その後、当局を交えて今後の事業促進の方向について意見交換をしたのであります。  北陸新幹線は地球環境に優しく、日本海国土軸の形成と国土の均衡ある発展に不可欠な国家プロジェクトであります。また、新川地域の飛躍的な発展と本市のまちづくりのかなめとして欠かすことのできない公共高速交通機関であり、早期開通は黒部市民の悲願であります。  このため、本特別委員会では、敦賀までの一括認可及び大阪までの整備方針を明確にし、早期に全線整備が図られるよう、市民や沿線自治体と連携して、国、県などに強く働きかけていくものであります。さらには、駅周辺整備が円滑に進捗するとともに、経営分離後の並行在来線への地鉄の相互乗り入れ等、本市における公共交通網の方向性等を引き続き調査研究する必要があることから、今後とも付託事件の審査が終了するまで、継続審査すべきものと決定した次第であります。以上であります。          〔北陸新幹線対策特別委員長 川上 浩君自席に着席〕 ○議長(辻 泰久君) 次に、自然・観光振興特別委員長報告を求めます。
     自然・観光振興特別委員長、内橋健治君。           〔自然・観光振興特別委員長 内橋健治君登壇〕 ○自然・観光振興特別委員長(内橋健治君) 委員長報告に当たり、ご報告申し上げます。  12月16日に開催した本特別委員会において、竹山繁夫委員長の辞任に伴い委員長の互選を行った結果、不肖私が委員長に互選されたのであります。どうかよろしくお願いします。  それでは、本特別委員会に付託され、継続審査に付されております自然環境の保全と観光振興について、審査の結果をご報告申し上げます。  12月16日、本特別委員会を開催し、まず生地地内の下新川海岸災害復旧工事の現地視察を行った後、市当局から9月定例会以後の本特別委員会に係る経過について報告を受けたのであります。  その概要を申し上げますと、まず自然環境関係では、11月6日、立山黒部自然環境保全・国際観光促進協議会による黒部峡谷欅平ビジターセンター建設予定地及び欅平から祖母谷温泉までの観光資源等の現地視察を行ったこと。11月19日、トキ見学者へのマナー普及啓発等を行うトキメキボランティアモニター7名に委嘱書を交付したこと。11月26日、第3回黒部市地域新エネルギー小水力発電システム導入に関する詳細ビジョン策定委員会が開催されたこと。  次に、観光振興関係では、9月26日から27日にかけて、産業振興を目的としたくろべフェア2009が3万3,000人の入場者により総合体育センターにおいて開催されたこと。10月6日、おおしまパークゴルフ場の利用者が10万人を突破し、記念セレモニーが行われたこと。11月14日、生地地内に北方領土関係資料や漁具等を展示する漁業資料館がオープンしたこと。  その後、当局と自然環境の保全や観光振興策などについて意見交換を行ったのであります。  以上、本委員会といたしましては、今後とも下新川海岸保全事業や外国人旅行者の来訪を促進する国際観光の推進、さらに(仮称)水博物館構想の進捗に努めるとともに、国や県の動向を踏まえながら立山・黒部地域の世界文化遺産登録への働きかけ、そして黒部川の流れに沿った山・川・海の貴重な自然環境の保全管理と、これら全国に誇り得る観光資源のPRのあり方並びに有効活用について、今後さらに調査をする必要があると認め、付託されました事件の審査が終了するまで継続審査とすべきものと決定した次第であります。以上であります。          〔自然・観光振興特別委員長 内橋健治君自席に着席〕 ○議長(辻 泰久君) ただいまの各委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本2件に対する委員長報告は、いずれも付託事件の審査が終了するまでの継続審査であります。  委員長報告のとおり継続審査に付することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。  よって、本2件は、付託事件の審査が終了するまでの継続審査に付することに決しました。 ――――――――――――――――――――〇―――――――――――――――――――議長(辻 泰久君) 日程第7、「議会運営に関する調査について」を議題といたします。  本件を付託した議会運営委員会の調査の結果について、委員長から報告を求めます。  議会運営委員長、坂井 守君。              〔議会運営委員長 坂井 守君登壇〕 ○議会運営委員長(坂井 守君) 議会運営委員会報告を申し上げます。  本委員会に付託され、継続審査に付されております議会運営に関する調査について、その結果をご報告申し上げます。  本委員会は10月19日に開催し、10月臨時会の市長提出議案1件の説明を受け、その取り扱いについて協議をしました。また、同日、臨時会閉会後に本委員会を開催し、12月定例会の会期及び会議日程について協議をいたしました。  11月9日、地方議会議員年金制度における給付と負担の見直し案について、並びに黒部市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてを協議いたしました。  11月16日、17日の2日間にわたって開催し、議会改革や議会の活性化に取り組んでいる福岡県直方市及び八女市を視察し、議会基本条例制定に向けた取り組みや議会運営の先進的な取り組みなどについて調査をしたのであります。  11月20日、11月臨時会の市長提出議案1件の説明を受け、その取り扱いについてを協議いたしました。  11月27日、12月定例会の市長提出議案12件の説明を受け、その付託委員会並びに請願3件、陳情2件の取り扱いについて協議をいたしました。  12月4日、本会議休憩中に本委員会を開催し、議長及び副議長の辞職並びに選挙方法について協議をいたしました。  12月11日、本委員会の副委員長に中谷松太郎委員を選出し、監査委員の辞職に伴う議会選出監査委員の取り扱いについて協議をいたしました。  本日、本会議前に開催し、市長追加提出議案2件について、及び意見書の提出に関する議員提出議案2件の取り扱いについて協議をいたしました。  以上の審査事項を含め、本委員会では議会運営の効率化等について、引き続き調査をする必要があると認め、議会閉会中も継続して審査すべきであるものと決定した次第であります。以上です。            〔議会運営委員長 坂井 守君自席に着席〕 ○議長(辻 泰久君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本件に対する委員長報告は、議会閉会中の継続審査であります。  委員長報告のとおり継続審査に付することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(辻 泰久君) ご異議なしと認めます。  よって、本件は、議会閉会中の継続審査に付することに決しました。  以上で、本日の日程はすべて終了し、本定例会に付議されました議案はすべて議了いたしました。  市長からごあいさつがございます。  市長、堀内康男君。                〔市長 堀内康男君登壇〕 ○市長(堀内康男君) どちら様も大変ご苦労さまでございました。市議会12月定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げたいと思います。  街路樹のイルミネーションが師走のまち並みを彩り、そしてまた外は真っ白な銀世界に変わりました。年の瀬を感じる時期になってまいりました。  議員各位には、12月4日から15日間にわたり開会されました今議会におきまして、本会議、委員会、その他の会議において提案いたしておりました議案や本市が抱える諸般の問題など、真摯にご議論を賜りました。心から敬意を表する次第であります。そして、補正予算を初め条例その他の案件につきましては、慎重なご審議を賜り、滞りなく議了され、ご承認をいただきましたことに対しまして深く感謝を申し上げます。  また、今定例会におきましては、平成22年度の本市予算編成に当たって、事業仕分けの影響を初め新政権による政策運営に関連し、多くのご質問などをいただいたところであります。とりわけ、依然として厳しい経済雇用情勢の中、景気回復に向けての対応策や本市の基幹産業であります農業の問題などについて議論をさせていただきました。さらには、新庁舎建設事業や新幹線関連事業などの今後の取り組みとともに、財政の健全化の視点から、現下に即した財政見通しと政策展望に関しましてもご指摘がございました。新政権下における政策方針や国の予算内容につきましては、いまだ不透明なものが多い状況でありますが、いち早い情報収集に努めるとともに、議員各位から賜りましたご意見やご要望の意を体し、地方の実情を訴えていく強い姿勢で対処してまいる所存であります。そして、今後とも総合振興計画の着実な推進に向け、全力を傾注してまいりますので、引き続き議員各位を初め市民の皆様方のご理解とご協力をお願い申し上げるものであります。  さて、本年を顧みますと、景気の低迷から脱却できぬまま、歴史的な政権交代を初め物価下落によるデフレ傾向や円高の加速など、まさに激動と混迷の年でありました。そのような中で、本市におきましては、各種施策や事業をおおむね順調に進展することができるとともに、トキの飛来や映画「黒部の太陽」がクローズアップされるなど幾つもの明るい話題があった一方で、新型インフルエンザへの対応など不測の事態に対していかに迅速かつ的確に対処していくか、危機管理の重要性を改めて痛感した年でもありました。引き続き高波被害の教訓や、本年9月に実施いたしました県総合防災訓練の成果を生かし、自然災害に対する備えを怠りなく進めていくとともに、あらゆる分野において、日ごろから危機管理意識を強く持ち、行政運営に当たってまいりたいと考えております。  残すところ10日余りで新しい年を迎えようとしております。新年が景気の確実な回復を初め、社会経済全体が安定し、明るく希望に満ちた年となりますよう切に願うものであります。  結びに、議員各位におかれましては、年末で何かとお忙しい時期ではありますが、どうぞ健康には十分ご留意の上、輝かしい新年をお迎えくださるようお祈り申し上げ、議会閉会に当たってのごあいさつとさせていただきます。まことにありがとうございました。               〔市長 堀内康男君自席に着席〕 ○議長(辻 泰久君) これをもって平成21年第6回黒部市議会12月定例会を閉会いたします。   閉  会  午前11時06分 ――――――――――――――――――――〇――――――――――――――――――― 上記会議の次第等を記録し、その正確なることを証するために、次に署名する。                        黒部市議会議長    辻   泰 久                        黒部市議会議長   吉 松 定 子                        黒部市議会議長   中 谷 松太郎                        黒部市議会前副議長  山 本 達 雄                        署名議員       小 柳 勇 人                        署名議員       谷 口 弘 義...